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ビワ栽培のコツ

ビワは古くから日本人に親しまれている果樹

ビワの歴史はとても古く、奈良時代からすでに日本で栽培されていたという記述が残っています。
当時は、生薬や鍼灸などの民間療法として多く利用されていました。
暖かい地方での栽培が適しており、初夏に収穫出来るオレンジの実をつけます。

生で食べても美味しいですし、ジャムやジュース、果実酒などとして使うこともできますよ。
栄養が豊富なので、ビワ茶として飲むことで健康効果も期待出来ますね。
常緑樹で、葉も多く茂ります。
葉が多いことで、剪定が若干難しいですが、あまり手がかからない品種なので、初心者にもオススメの果樹ですよ。

ビワの栽培のポイントは?土づくりや水やり、肥料はどうする?

ビワを育てるには水はけの良い土壌が適しています。
ビワを育てるための土づくりは、赤玉土を7〜8、腐葉土を2〜3の割合で混ぜて使用しましょう。

水やりは特にいりません。
ただ雨が少なく、土の表面がカラカラに乾いてしまっているときは水をあげてくださいね。
鉢植えの場合はお水をしっかりと与えなければなりません。
土が乾かないように、水やりをしてください。

肥料は、年に3回与えます。
苗を植える前の2〜3月に1回、収穫期の6月に1回、剪定を行う9月に1回です。
1回目と2回目は即効性のある化学肥料を、9月は有機肥料が最適ですよ。
収穫前の4月頃に袋がけをしておくと、病害虫の予防になります。

ビワの摘果と剪定について

ビワは冬に花を咲かせ、初夏に実ります。
摘果はつぼみの段階で行うようにしましょう。

実がつきすぎてしまうと、樹の栄養が分散されるため味が落ちたり、実が小さくなったりしてしまいます。
ビワのつぼみは固まっていますので、つぼみが多いときは摘み取りましょう。
一箇所に4〜5個つぼみが残るのが目安です。
花の数が少ない枝は根元から切って大丈夫ですよ。

実がなり始めて、数が多いようだったら小さいうちに摘果してください。
ビワは、つぼみが大きくなる前の9月頃が剪定の適期です。
ビワの剪定は、品種によっても方法が変わりますが横に伸びる枝を残す『変則主幹型』か『盆状型』に仕上げるのが基本です。

茂木など上に向かって伸びる品種は変則主幹型に、田中など横に伸びる品種は盆状型にしていきます。
横に向かって枝が広がるようにするのが剪定のコツなんです。
主枝に実がつきますので、毎年主枝を更新すると美味しい実がつきますよ。

その年に主枝としていたものは切り落とし、その近くにある比較的太い枝を翌年の主枝として残しましょう。
ビワは、枝の先に実をつけますので、枝先の切り返しはいりません。
病気を防ぐためにも、太い枝を切ったときには切り口に癒合剤を塗っておきましょう。